『ウルトラマンコスモス』観たいけど、話数長いし、どの順番で観たらいいかわからない。
確かに、TVシリーズ全65話、劇場版3本と、他のウルトラマンに比べると視聴ハードルが高いと感じるかもしれません。
先に結論を書くと、コスモス初心者はまず劇場版第1作目から観ることをオススメします!
この記事では『コスモス』シリーズの観る順番(とちょっとした裏技)を解説します。

リアタイ時からコスモスファンの僕が解説します
ぜひ参考にしてください。
コスモス最低限の予備知識
『ウルトラマンコスモス』は、2001年に登場した21世紀最初のウルトラ作品です。
TVシリーズ全65話、劇場版が3本制作され、2024年時点で(再編集番組を除けば)、ウルトラマンの中で最も長く展開されたシリーズです。
最大の特徴は「怪獣保護」。
怪獣を無闇に倒すのではなく、保護することで、怪獣との共存を目指すストーリーです。
それまで(一部の例外を除き)怪獣=倒すべき敵として描いてきたウルトラシリーズに新しい価値観を作り出しました。

『ウルトラマンX』のように後のシリーズに多大な影響を与えています
ウルトラマンコスモス本人も作品のテーマに合わせた設定があります。
・怪獣を大人しくさせる→青いルナモード
・許せない敵、悪の宇宙人と戦う→赤いコロナモード
戦う目的に応じて姿を変えています。
次から観る順番ごとにコスモス作品を紹介します。
①『劇場版 ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』(2001年7月公開)

とりあえず初心者はこの作品から観ましょう!
TVシリーズの前日譚で、小学生の少年・春野ムサシとウルトラマンコスモスの最初の出会いを描いた作品。
ウルトラファンじゃなくても知ってる人は多いであろうバルタン星人が登場します。
当時ならではのCGが盛り込まれ、コスモスVSバルタンによるバラエティに富んだバトルシーン(と、そうはならんやろとツッコミたくなるアクション)は必見です!

後のTVシリーズとリンクするので、先に観ることをオススメします
②TVシリーズ全65話(2001年7月〜2002年9月放送)
劇場版1作目から8年後が舞台。
成長したムサシがコスモスと再会し、一体化。
「TEAM EYES」の隊員として、怪獣保護や、怪獣を凶暴化させるカオスヘッダーとの戦いに挑みます。
理想に燃えるムサシが、時に異なる意見とぶつかり、時に現実という挫折を味わいながらも、夢を諦めずに「真の勇者」として成長していく姿が描かれました。
可能なら全65話観てほしいですが、しんどい人には『クライマックス・ストーリーズ』という1時間で済む総集編DVDがあるので、そっちをオススメします。
③ 『劇場版 ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』(2002年8月公開)

TVシリーズから2年後が舞台の後日談。
宇宙からの難民ギャシー星人との交流、それを追ってきたサンドロス率いるスコーピス軍団との戦いが描かれました。

ウルトラマンジャスティスが初登場した作品でもあります
サイパンの自然溢れるロケーション、爆破の中でのムサシの変身シーン、スコーピス軍団相手に無双するコスモスの特撮シーンなど、見どころ多数です。
とある大人の事情で制作された『ムサシ(13才)少年編』は、この劇場版2を再構成したものです。
新規シーンがあり、正史にも含まれるので、気になった方はぜひそちらも観てください。
④ 『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』(2003年8月公開)

劇場版2から3年後の物語で、シリーズ完結編となる劇場作品。
宇宙正義による地球リセットまで、あと35時間。地球を守るために再融合したムサシとコスモスの前に、ウルトラマンジャスティスが立ちはだかります。
基本的にジャスティスの視点から物語が進み、宇宙正義のために人類の敵になったジャスティスが、フブキたち人類の優しさに触れて変化していく過程が丁寧です。
TVシリーズ・劇場版からオールスターが集結し、『コスモス』が掲げてきた「共存」と「信じれば夢は叶う」の集大成、最終作に相応しい内容になっています。
⑤『ウルトラマンサーガ』(2012年3月公開)

『コスモス』シリーズ自体は④で完結しましたが、もう1つ紹介したいのがこの劇場作品。
3大ウルトラマン(ゼロ、ダイナ、コスモス)が、人類がほとんど消失した地球を舞台に、ハイパーゼットンを操るバット星人の陰謀に立ち向かいます。
ムサシ&コスモスが客演し、④のその後が語られるため、コスモスファンなら必見の作品となります。
東日本大震災を意識した熱いストーリーや、監督こだわりのミニチュア特撮もあって、コスモス抜きにしてもオススメしたいです。
最後に
『ウルトラマンコスモス』は、今回紹介した順番の通り、時系列順で追っていくことをオススメします。
ぜひ、少年が大人へと成長していく大河ドラマを楽しんでください!
(文・西森圭人)



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