【レポート】『TAKANORI NISHIKAWA LIVE TOUR 003「SINGularity Ⅲ -VOYAGE-」』〜サウナのようなライブ〜

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2025年3月、西川貴教さん(TNNK)のライブ『TAKANORI NISHIKAWA LIVE TOUR 003「SINGularity Ⅲ -VOYAGE-」』に行ってきました。

西森圭人
西森圭人

※T.M.Revolutionじゃないよ!

今回は3/19の大阪(昼公演のみ)3/29の東京(昼夜両方)のレポートをお届けします。

個人的には、イナズマロックフェス以外でのTNNK初参戦、そして20年ぶりの東京でした。

思い出を振り返りたい方、これから西川さんのライブに行きたいと考えてる方、ぜひ最後までお付き合いください。

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VOYAGEツアーの簡単な概要

3rd Album 「SINGularity Ⅲ -VOYAGE-」をひっさげた今回のライブツアーでは、昼夜の2部制、[PLAN-A][PLAN-B]にわけてセットリストの順番を入れ替えるという試みが行われました。

過去2回のツアーで人工知能「F.L.E.I.(フレイ)」との物語が展開されてきましたが、今回のツアーで、人類とAIの共存のテーマについて1つの区切りを迎えます。

①3/19 Zepp Osaka Bayside [PLAN A] (大阪・昼公演)

USJの裏にあるZepp Osaka Bayside。

外は3月とは思えない雪と寒さでしたが、会場に入ると、それを忘れるぐらい熱気に包まれていました。

関西特有のノリの良さに、同じ関西人の西川さんは「お世辞抜きで最高」と何回も褒めるぐらい終始ご満悦な様子。

ツアー初日の横浜公演から生まれた「西川さんをご本尊として崇める」という悪ノリ(笑)はきっちりと受け継がれ、「Energy Overflow」では、拝むポーズのままタケノコのようにニョキニョキするという振り付けがありました。

西川 貴教,Fear, and Loathing in Las Vegas 「Energy Overflow」
西川 貴教,Fear, and Loathing in Las Vegasの「Energy Overflow」 をレコチョクでダウンロード。(iPhone/Androidアプリ対応)

さらに、西川さんが手のひらを見せて「宇宙からの波動」を授ける場面もあり、直後の「Bright Burning Shout」で両手を広げてニョキニョキするというバリエーションまで追加されました。

西森圭人
西森圭人

振りを煽ってきたDJ・Yamatoさん黒幕説

余談:西川さんの直筆サイングッズを手に入れた話

今回のツアーグッズでどうしても欲しかったのが、会場でCDを買うと先着順でもらえる「西川さん直筆サイン入りラゲッジタグ」。

だから、大阪では寒い早朝から並びました。

ちなみに、西川さんは物販待機列の様子を見ていたらしく、MCで腰折れるぐらい曲がってる人がいたと話していました。

結果無事に手に入れることができましたが、ラゲッジタグに気を取られすぎて、シャツを買う前に物販列から外れるというドジを踏んでしまいました。

実はシャツなどを買う列とCDを買う列は別になっていて、先にシャツ類を買ってからCD列に並ぶ流れのはずが、それを理解してなくてパニックになり、先にCDの列に並んでしまったのです。

シャツについては、慌てて後ろに並んでた同志の友人に連絡して、代わりに買ってきてもらいました。いや〜焦った〜

西森圭人
西森圭人

いかにライブ経験値が不足しているかを痛感させられました(泣)

②3/29 Zepp Haneda [PLAN B](東京・昼公演)

ツアーファイナルは、東京だけ雨という狙ったとしか思えない悪天候。

最終日だけあって、西川さん曰く「頭から足の先まで染まった変人たち」が会場に集結しました。

中には初めての人もチラホラいましたが、西川さんは「家庭や仕事、他に好きなアーティストがいるのもわかってますが、そこにじわじわと侵食していく」と沼らせる気満々でした。

[PLAN-B]の演出は「F.L.E.I.(フレイ)」との別れが特に際立ち、ラスト「Breaking Daylight」から「VOYAGE」の流れは、まさに「航海の終わり」を感じさせます。

西川 貴教 「VOYAGE」
西川 貴教の「VOYAGE」 をレコチョクでダウンロード。(iPhone/Androidアプリ対応)

西川さんがファンだと公言し、昨年亡くなられたフレイの声優・田中敦子さんへの想いとリスペクトが伝わってくるライブでした。

余談:西川さんの聖水を浴びたとある母子の会話

ライブ中に、西川さんが口に含んだ水を観客にブチ撒けることがあり、我々ファンは「聖水」と呼んでいます。

東京・昼公演が終わり、出口に進む人がごった返す中、最前にいて西川さんの聖水を浴びたという母子の会話が聞こえてきました。

母親「お母さん、半年後には弟産んでるわ」
息子「俺、女になってるかも」

僕はそれを聞いて、親子で一緒にライブに行くなんて仲良しだな〜と思いました。

③3/29 Zepp Haneda [PLAN A](東京・夜公演)

1時間のインターバルを経て始まる千秋楽は、テレビ撮影用のカメラもあって、気合いに満ち溢れていました。

観客から「可愛い」と言われ必死に否定する54ちゃいの西川さん。しれっと「皆にとっては世界一かもしれんけど」と照れながらこぼすのもまた可愛い!

訓練されたオタクたちの「Hear Me」大合唱では、思わず西川さんも「勝手に歌うやん」「曲の半分以上が皆の声」とツッコミ。クレジット表記は僕たちファンに変えるそうです(笑)。

西川 貴教 「Hear Me」
西川 貴教の「Hear Me」 をレコチョクでダウンロード。(iPhone/Androidアプリ対応)

そして、アンコールで西川さんが感謝の気持ちを吐露して歌った「あんなに一緒だったのに」のカバーは、『ガンダムSEED』ファンの僕にとって感慨深い1曲でした。

西川 貴教 「あんなに一緒だったのに」
西川 貴教の「あんなに一緒だったのに」 をレコチョクでダウンロード。(iPhone/Androidアプリ対応)

終わってしまう寂しさがありつつも、次の航海への期待に胸を膨らませながら、今回のツアーは無事に幕を閉じました。

最後に

どの公演も外は寒くて、中は熱いというサウナみたいなツアーでした。

特に東京公演では、入場待ち(寒い)→昼公演(熱い)→休憩(寒い)→夜公演(熱い)→終演後(寒い)の繰り返しで、体が整いました(笑)。

また今回のツアーでは、ライブ慣れしてない僕に、親切な同志の方々が助けてくれました。

・物販の待ち時間にレジャーシートを貸してくれた人
・僕の代わりにシャツを買ってくれた人
・余ったチケットを譲ってくれた人

などなど、本当にありがとうございました!

ライブ後は集合写真も撮り、まるで学生時代に戻ったような、思い出を一緒に共有できて楽しかったです。

そして何よりも西川さん、バンド、スタッフの皆さん、熱い時間をありがとうございました!

次回はおそらくVOTE 30かイナズマロックフェス。また会いましょう!

(文・西森圭人)

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